2017年01月20日
子どもの成長を見守れる専業主婦
専業主婦に憧れる人は多い
一般的に共働きの夫婦の方が収入面で言えば恵まれている場合が多くなりますが、それでも専業主婦になりたいと思う女性は大勢います。もちろんそのためには一定以上の収入がある男性と結婚しなければならないため、なかなか簡単にはいきません。しかしそうだとしても専業主婦に憧れる女性が多いのは、やはり専業主婦として暮らす場合に得られるメリットが大きいからなのです。
子どもとの時間
専業主婦として暮らす場合の最大のメリットは子どもとの時間を確保し、子育てに多くのエネルギーを使えることにあると言えるでしょう。特に近年は幼稚園や保育園の不足、待機児童などが問題になっておりそもそも共働きをしたくともそれが出来ない場合もたくさんあります。また夫婦共働きで収入がそれなりにある場合、保育園などの費用は収入に比例して高くなることも多いため結局その費用を支払うために働いているような状態になってしまうこともあります。
しかし女性が専業主婦として自宅で子育てをする場合、子どもが幼いうちから無理に保育園を探す必要はありません。それに子どもが保育園や幼稚園に通う様になったり、さらには小学校に上がる様になったりした後も子どもが帰ってきたときにそれを出迎えて面倒を見てあげることができます。特に両親が共働きだった人の場合、幼い頃に寂しい思いをした人も多いため、自分の子どもにはそうした思いをさせたくないと思う人も多いでしょう。
夫の生活を支えられる
また専業主婦の場合、当然共働きの場合よりも家事にかけられる時間やエネルギーが大きくなりますので、夫のサポートもしやすくなります。特に現代は油断するとすぐに生活が乱れやすい時代で、食事などには気を遣いすぎるということはありません。しかし共働きでは惣菜など出来合いのもので済ませざるえないことも多いので、どうしても夫婦ともに栄養が偏ってしまいます。しかし専業主婦であれば時間に余裕もあるのできちんと栄養バランスを考えた健康的な食事を用意することが可能です。
緊急時の対応も可能
人間は生活をしているとどうしても怪我や病気の可能性というのは0にはできません。そして夫婦共働きの家庭はこうした事態に弱くなりがちなのですが、専業主婦がいる家庭は柔軟な対応がしやすくなります。例えば子どもが風邪をひいたときも母親がずっと看病してあげることができますし、病院へ連れて行くことも容易です。また夫に何かあって看病が必要な場合も対応しやすいでしょう。働いていた場合はなかなか思う様に休みが取れなかったり、早退するだけでも周囲に気を遣ったりするためこのようにはいきません。
自分の条件に合った仕事を探すなら
転勤族の夫を持つ妻が外で働こうとした場合、どうしても転職が多くなるためそのことに対応するための工夫が必要になります。例えば、雇用形態では正社員にこだわらないようにしたり、何か資格を取得して手に職をつけるなどの方法があります。